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2025年10月8日

SNSは宣伝の道具ではない!江口組が実践する“ご縁づくり”の法則

SNSの“正解”が見つからない時代に

「SNSをやらなければいけないと言われているが、何から手をつければいいのか…」
「毎日投稿しているのに、まったく反応がない」
「どのSNSを使えば成果が出るのかわからない」

こんな悩みを抱える企業は少なくありません。

特に中小企業のSNS担当者にとって、SNSはプレッシャーの大きい仕事です。

上司から「もっとフォロワーを増やして」「採用につなげて」と求められても、具体的な道筋が見えない。

時間と労力をかけても手応えがない。

そんな“疲弊する発信”に陥るケースが多く見られます。

しかし、その悩みを解決するヒントを、意外な業界が示しています。

それは、土木・建設の世界。SNSとは最も遠いと思われる業界から、今、多くの企業が学び始めています。

その中心にいるのが、10年以上にわたってSNSを発信し続けてきた建設会社「江口組」です。

すみません自分たちのことです!

SNSの目的は「宣伝」ではなく「ご縁づくり」

江口組がSNSを始めたのは10年以上前。

当初は多くの企業と同じように、「会社を知ってもらいたい」「採用につなげたい」という想いからスタートしました。

しかし、運用を続ける中で、ある“気づき”に出会います。

SNSの目的は、宣伝ではない。
「ご縁」を育てることだ。

SNSを“宣伝の道具”として使うと、どうしても「自分たちをよく見せよう」という意識が強くなり、発信が一方的になります。

しかし、我々はそこから考え方を変えました。

代わりに「土木の魅力発信を通じて、お客様や地域と信頼を育むこと」を目的にしたのです。

日々の投稿では、現場のリアルな声、社員の笑顔、地域イベントでの交流など、飾らない“日常”を丁寧に届け続けました。

結果として、SNSを通して仕事の依頼が生まれ、採用活動における「会社の雰囲気の見える化」も実現しました。

数字だけを追わない真摯な発信が、やがて地域やお客様との信頼関係という「ご縁」を育てたのです。

江口組のSNS哲学をひとことで言えば、こうなります。

「SNSは“宣伝の道具”ではなく、“ご縁を育てる場所”である」

ご縁づくりのSNSが生む、未来のつながり

「SNSは難しい」「戦略が必要」「専門家でないとできない」

そう思っている人こそ、江口組の考え方に救われるはずです。

江口組が伝えるSNSの本質は、とてもシンプル。

SNSはむずかしくない。

ご縁をつなぐ“ちょっとした工夫”から始まります。

投稿の目的を「売上」や「採用」だけに置くのではなく、「誰かを笑顔にする」「地域に貢献する」といった想いを軸にすれば、SNSは自然と温かみのある発信になります。

フォロワーの数よりも、「誰とつながれているか」が大切なのです。

では、どのSNSを使えばいいのか?

Instagramか、X(旧Twitter)か、Facebookか・・・

江口組の答えは明確です。

「ツールの前に、“目的”を決めること。」

何のためにSNSを使うのかが明確になれば、どんなツールを選んでも迷いません。

SNSはあくまで“手段”であり、目的は「人とつながること」「ご縁を育むこと」。

その原点を忘れなければ、どんな企業でも自分らしい発信ができます。

10年の挑戦を経て江口組がたどり着いたのは、「宣伝」をやめたら「ご縁」が広がるというシンプルな真実でした。

派手な広告よりも、誠実な発信。

フォロワー数よりも、心のつながり。

SNSは“情報を広める道具”ではなく、“人の心をつなぐ場所”。

そして、そのご縁こそが、会社の未来を支える最大の資産になる。

江口組の10年の実践はそれを証明しています!