建設業の広報がつまずく一番の理由
建設業の広報担当さんから、よくこんな声を聞きます。
「何を書けばいいかわからない」
「専門的すぎると伝わらない気がする」
「間違ったことを書いたら怒られそう」
でもね、SNSで求められているのは、
完璧な工事説明でも、専門用語の解説でもありません。
求められているのは、
「この会社、どんな人たちが働いているんだろう?」
「どんな雰囲気の現場なんだろう?」
そんな人の気配なんです。
建設業の仕事は、もともと“体験の塊”です。
現場で起きていること自体が、最高のコンテンツなんです。
現場の「当たり前」は、社外では「非日常」
広報担当さんに知ってほしいことがあります。
現場での“当たり前”は、外の人にとっては当たり前じゃありません。
・朝礼での一言
・雨で工程が変わった日の空気
・職人さんの何気ない気遣い
・新人が失敗して落ち込んだ話
・それをフォローした先輩の一言
こういう話こそ、SNSで一番価値があります。
「今日は◯◯工事を行いました」
よりも、
「今日は雨で段取りを全部組み直しました。正直焦りました」
このほうが、ずっと人の心に残ります。
体験は、コピーできません。
マニュアルにも書けません。
だからこそ、強いんです。
広報担当さんは、
会社のストーリーを拾う人です。
正解を書く人じゃありません。
その体験が、未来の仲間とお客さまをつくる
建設業のSNSの目的は、
すぐに仕事を取ることじゃありません。
・この会社、感じがいいな
・ここで働く人たち、誠実そうだな
・任せても大丈夫そうだな
そう思ってもらうことです。
あなたが書いた現場の体験は、
未来のお客さまや、未来の仲間に届きます。
「同じことで悩んだことある」
「こういう現場なら働いてみたい」
そんな共感が、信頼になります。
うまくまとめなくていい。
結論がなくてもいい。
写真が多少雑でもいい。
今日、現場で見たこと。
今日、感じた違和感。
今日、心が動いた瞬間。
それを書いてください。
建設業の広報は、
会社を“よく見せる”仕事じゃありません。
会社のリアルを、温度ごと伝える仕事です。
ともかく、やってみましょう!!



