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2026年2月25日

「やらされるSNS」は誰の心にも届かない。今すぐ自分に問うべき一つの質問

画面越しに伝わってしまう「義務感」というノイズ

「今日も投稿しなきゃ……」
「ネタがないけど、とりあえず何か上げないと……」

パソコンやスマホの画面を前に、そんなため息をついていませんか?

もし、少しでも心が重たいと感じているなら、その投稿ボタンを押す前に一度手を止めてみてください。

なぜなら、「義務感」で書いた文章は、驚くほど読み手に伝わってしまうからです。

SNSは、テキストや写真だけの世界に見えますが、実はその背後にある「感情」や「熱量」までもが、Wi-Fiに乗って相手に届いています。

嫌々書いた文章、形式だけの挨拶、ノルマをこなすための報告。

これらはまるで、冷めた料理のようなものです。

形は整っていても、味気なく、食べた人の心を動かすことはありません。

読み手は敏感です。
「あ、この人、楽しんでないな」
「仕事だから無理やり書いているんだな」

そう感じ取った瞬間、スクロールする指は加速し、あなたの投稿は意識の外へと追いやられてしまいます。

真面目な経営者ほど、「継続すること」自体が目的になり、いつの間にか「書くこと」が苦痛な「作業」になってしまう。

ですが、本来SNSはあなたの会社の魅力を伝えるためのもの。その発信自体がマイナスの感情を帯びてしまっては、本末転倒なのです。

人が集まるのは「正しい場所」ではなく「楽しそうな場所」

では、どうすれば「伝わる」投稿になるのでしょうか。

答えはとてもシンプルです。自分自身にこう問いかけてみてください。

「これ、今の自分が書いていて楽しいかな?」

この問いこそが、SNS運用の羅針盤です。

誤解しないでいただきたいのは、「楽しむ」というのは、ふざけたり、おちゃらけたりすることではありません。

自分の仕事に対する誇り、社員との何気ないやり取りで笑ったこと、新しい技術に触れたときのワクワク感。

そういった、心がプラスに動いた瞬間を、そのまま言葉に乗せるということです。

人間は本能的に、「楽しそうな場所」や「エネルギーの高い場所」に引き寄せられます。

例えば、お祭りの屋台を想像してみてください。

ムスッとして黙々と焼きそばを作っている店主よりも、
「へい、らっしゃい! 今日の焼きそばは最高だよ!」と
楽しそうに鉄板を回している店主の方に、
人は集まりますよね。味も不思議と美味しく感じるものです。

SNSも同じです。

「この社長、本当に仕事が好きなんだな」
「この会社の人たち、いつも楽しそうだな」

そんな「楽しさの引力」が働いたとき、初めて人は「フォロワー」から「ファン」へと変わります。

スペックや価格の正しさだけでは、人は動きません。

「この人と一緒にいたら楽しそう」
「この会社に関わるといいことがありそう」。

そんな未来への期待感が、ビジネスを動かすのです。

SNSは、単なる広報活動という「作業」ではありません。

あなたの会社が持つ温度、空気感、そしてあなたの生き様そのものを映し出す「表現」の場なのです。

だからこそ、表現者であるあなた自身が誰よりも楽しんでいなければ、誰も観客席には座ってくれません。

苦しくなったら休んでいい。それが「表現者」としてのプロ意識

それでも、長く続けていれば、どうしても楽しめない日はやってきます。

仕事でトラブルがあったり、体調が優れなかったり、どうしても気分が乗らない日。

そんな時はどうすればいいか。

私の答えは明確です。
「楽しめなくなったら、一度休んでもいい」

無理をして、義務感にまみれた投稿をするくらいなら、何もしない方がマシです。

「毎日投稿しないと忘れられる」という恐怖心があるかもしれません。

でも、死んだような言葉を毎日撒き散らすことの方が、ブランドにとってはよほど危険です。

休むことは、逃げではありません。

次にまた、最高の笑顔で「楽しい!」を発信するための充電期間です。

「最近投稿がないけど、忙しいのかな?」と心配されるくらいで丁度いいのです。

そして久しぶりに投稿したときに、「やっぱりこの人の投稿は元気が出るな」と思ってもらえれば、それで信頼は回復します。

SNSはマラソンとお伝えしましたが、給水所にも寄らずに走り続けるランナーはいません。

苦しい顔をして走るより、一度立ち止まって深呼吸し、景色を楽しむ余裕を取り戻してから、また走り出せばいい。

「今の自分、楽しんでる?」

今日、スマホを手に取ったら、まずその言葉を自分に投げかけてみてください。

もし「YES」なら、その投稿はきっと、誰かの心を明るく照らすはずです。

さあ、今日はどんな「楽しい」をシェアしましょうか。

義務感の鎧を脱ぎ捨てて、あなたらしい言葉で語りかけてみてください。