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2026年4月27日

「作った自分」はもういらない。Xで自然にファンができる「滲み出る」発信術

石川県小松市にある建設会社、江口組の社長です。

SNSのビジネス活用を組織で広める「SNS先生」として活動する中で、多くの方が最初に突き当たる壁があります。

それは、「どんなキャラクターで発信すればいいのか?」という悩みです。

「もっと面白くしなきゃいけないのでは?」「社長らしく威厳を出さなきゃいけないのでは?」

そんなプレッシャーで指が止まってしまう方に、僕が一番伝えたいこと。

それは、X(旧Twitter)は「キャラを演じる場所」ではなく、「自分という人間が勝手に滲み出る場所」だということです。

最初から「完璧なキャラ設定」なんていらない

SNSを始めようとすると、多くのコンサルタントや本が「まずはブランディングだ」「ターゲットに合わせてキャラを固めろ」と教えてくれます。

確かに戦略も大切ですが、初心者がこれを真面目にやりすぎると、途端に発信が苦しくなります。

「作った自分」を演じ続けるのは、非常にエネルギーがいります。
いつの間にか投稿が義務感に変わり、本来の目的である「ご縁」を紡ぐ楽しさが失われてしまうのです。

僕は建設業の現場を率いる立場として、現場のリアルな空気感を大切にしてきました。

SNSも同じです。最初から完璧な完成図(キャラ設定)を描く必要はありません。

更地に基礎を打つように、まずは「今の自分」をそのまま置いてみることから始めればいいのです。

Xは「滲み出た自分」が評価される場所

なぜXがビジネス活用、特に中小企業の担当者や経営者に向いているのか。

それは、Xというメディアが、何気ない言葉の積み重ねからその人の「温度感」を映し出す鏡だからです。

・言葉の「癖」が個性になる
毎日何気なく使っている言葉選び、句読点の打ち方、絵文字の有無。
それら全てに、あなたの性格が宿ります。自分では気づかないような「言葉の癖」こそが、フォロワーにとっての親しみやすさ、つまり「個性」になります。

・「温度感」が信頼を生む
「今日は現場が暑くて大変だった」「このおやつが美味しかった」そんな些細な感情の揺れが、投稿の「温度」になります。
Xのユーザーは、綺麗に整えられた広告文よりも、その人の体温が感じられる言葉に共感し、信頼を寄せます。

・「滲み出る」から嘘がつけない
Xは、意図して作った自分よりも、不意に滲み出た素の自分が評価されやすいSNSです。
これは裏を返せば、無理をして演じる必要がないということ。
続けているうちに、あなたの価値観や世界観は、自然とフォロワーに伝わっていくものです。

最初は無個性だと思っていても大丈夫。発信を続ける中で、徐々に「あなたらしさ」という色が画面越しににじみ出していきます。

続けていれば、世界観は自然に育つ

「キャラ設定」は、作るものではなく「育つもの」です。

発信を続けて半年、一年と経ったとき、ふと自分の過去の投稿を振り返ってみてください。

そこには、あなただけの「一貫した世界観」が形作られているはずです。

それは狙って作ったものではなく、日々のご縁を大切にし、誠実に発信を積み重ねてきた結果として現れる「信頼の証」です。

SNSの本質は、テクニックではなく人間力です。
「上手いことを言おう」とする自分を少しだけ横に置いて、深呼吸をするように、今のあなたの温度感で言葉を紡いでみてください。

その「滲み出た自分」こそが、世界にたった一人の魅力的なキャラクターであり、最高の発信コンテンツになります。

大丈夫。あなたの言葉は、ちゃんと誰かの心に届いています。
まずは一言、今のあなたのままで。今日からまた、新しいご縁を育てていきましょう。